こんにちは、いまるです。
私は23年3月末に退職予定なのですが、次の仕事が見つからなかっていないです。。。
見つからなかった場合、失業保険が支給されるまでの制限期間(2カ月間)が長いなあ、と不安に感じています。
失業保険が退職日から2カ月以上かかえることを知り、もらえる期間をできるだけ早くできないかと考えていました。ハローワークの方に教えていただいたのですが、職業訓練(ここでいう職業訓練とは、公共職業訓練、求職者支援訓練の2つを指さしています)を受講することで制限期間が解除されることを教えていただきました。そこで、職業訓練について調べてみたのですが、この制度は失業したら受講しないと損になるくらい魅力的な制度と感じるに至りました。私の視点で職業訓練を受講するメリット、デメリットをまとめてみたいと思います。
以下のような方のご参考になればと思います。
・失業保険を直ぐに受給できる方法を知りたい。(制限期間を短縮したい)
・失業を機に、お得にスキルアップしたい。
・職業訓練を受講しようか迷っている。
・職業訓練を受講するメリット・デメリットを知りたい。
結論、私は是非とも職業訓練を受講をしたい!と考えています。早速ハローワークに相談だ!
職業訓練のメリットは6つ
私にとって職業訓練を受講するメリットは以下6つあると考えています。
- 失業保険が支給されるまでの制限期間が解除される
- 無料で受講できる
- 失業保険の支給期間が延長される場合がある
- 各種手当が支給される
- 失業保険の認定手続きが簡便になる
- 就職を斡旋してもらえる
メリット1.失業保険が支給されるまでの制限期間が解除される
なんといっても私の考える一番のメリットはこちらになります。失業保険の受給には、7日間の待機期間と申請から2カ月間の制限期間が設けられています。職業訓練の受講開始した日からこの制限期間が解除となるため、結果的に受給を早く始めることができるようになります。
私は23年3月に失業する予定ですが、失業手当がもらえるまでに、最速でも2カ月以上間が空いてしまいます。収入のない期間が2カ月以上発生してしまうのは正直きついな、と感じていたので、これが解除できるメリットはとても大きいと感じています。
ちなみにハローワークの職員の方に教えていただいたのですが、職業訓練の申し込みは、退職前から行うことができます。受講開始時に退職していればOKです。ですので、退職が決定していれば、勤務中の方や有休休暇中の方も申し込みができます。タイミングを考慮して、受給を早くしたいですね。
メリット2.無料で受講できる
個人的には、これが2番目に魅力的なメリットだと感じます。自分で専門学校を受講した場合(私はIT系か簿記・FP系を受講したいと思っています)、20~70万円ほど掛かることが解りました。
これを無料で受けられ、スキルアップできることはとても魅力です。自分で受けたい訓練を上司の許可なく受けられるのはありがたいことです。。当たり前ですが、会社では業務に直結しない研修を数カ月間にわたって受講するのはほぼ不可能ですからね。
※教材費や作業服代として1~3万円の自己負担が発生するケースがあるようです。
メリット3.失業手当の支給期間が延長される場合がある
こちらも対象者になることができればかなりお得な制度だと思います。
私は、今の会社を新卒から16年勤め、自己都合で退社する予定です。そのため失業保険の支給期間は120日(4カ月)間となる見込みです。
仮に、6カ月間の職業訓練が受講できるとなった場合、職業訓練の受講期間中は失業保険が支給され続けることになります。単純に支給期間が2カ月間も増えることになるので、かなりお得な制度です。
失業保険をすでに支給されている方であれば、受講期間中は支給され続けることになるのでさらに強力です!2カ月失業手当をもらっている状態で6カ月間の職業訓練が受講できれば、計8カ月間も支給される計算になります!
ただし、注意点があります。失業保険の支給期間が3分の2以上残っていることが条件になることです。これは支給期間をぎりぎりまで延長したい!という輩を排除するためと思われます(ドキッ)。残りの期間については十分にご注意ください。
私的には期間が長くなるよりも、支給が早くなるほうが魅力的に感じており、こちらの活用は悩みどころです。
メリット4. 各種手当が支給される
訓練の受講中は、失業保険以外にも「通所手当」、「受講手当」が支給されます。受講することで支出が増えてしまうと本末転倒ですので、ありがたい手当です。訓練場所が遠方になってしまってもこれであれば安心ですね。
通所手当は、公共の交通機関を使って通学した場合、毎月の上限4万2500円まで交通費が支給いただけます。
受講手当は、受講した日事に500円がが支給いただけます。
メリット5.失業手当の認定手続きが簡便になる
通常であれば、失業手当を受給中は、毎月失業認定日に職安に出向き、担当の係官と面談しなければなりません。しかし訓練受講中は、訓練校が必要な手続きを実施してくれるので、自分での手続きが不要となります。
メリット6.就職を斡旋してもらえる
訓練した学校、職安が就職を斡旋してくれるケースが多いようです。出口を見据えたプログラムになっているということでしょうか。未経験の業種であれば心強いですね。私は未経験の分野でのスキルアップを考えているので、こういったフォローがあると安心して受講できてありがたいです。
もちろん過剰な期待はしないほうがよさそうですが。。
職業訓練のデメリットは3つ
メリットが複数ある一方、私にとって公共職業訓練を受講することは、デメリットも3つあると考えています。
- 受講したい訓練のエントリーと退職のタイミングが合わない
- 選考で落ちる場合がある
- 複数の同時応募ができない
デメリット1.受講したい訓練のエントリーと退職のタイミングが合わない
私の場合、23年3月末に退職予定ですが、受けたいタイミングで、希望の職種の訓練が行われるのか不明です。失業保険をもらうために興味のない訓練を受けることになってしまっては本末転倒です。
ざっとみたところ、4月スタートのコースが多い印象で、希望のコースにエントリーできないことを危惧しています。。。まだ具体的な訓練の掲示がされておらず、正直とても不安です。
デメリット2.選考で落ちる場合がある
職業訓練には選考があります。求職者支援訓練は基本的には雇用保険の被保険者ではない方が優先され、1年以上の長期間の訓練は若い方(20代~30代前半)が対象となるので、40代のいまるには、なかなか厳しそうです。
筆記試験と面談があるようで、筆記試験の例題をネットで見てみましたが、はるか昔に忘れているような数学の問題もありました。もしかして受験勉強が必要なのか?!と不安に感じています。
人気のコースは倍率も高くなり、希望したコースを受けられないこともあるようです。まさに私が希望しているIT・WEB系や簿記系はどちらも人気が高いそうです。そりゃみんな受けたいですよね。
退職した業種と似た内容のコースを選択した場合は、既にその業種に準じる資格を持っていると判断され、選考で落とされることがあるようですが、こちらは私には問題なさそうです(現職は、食品メーカーの研究開発職です)。
雇用保険の延長給付や資格取得だけが目的と思われる人も、選考で落とされます。希望する職種に就職するための訓練なので当然ですよね!
いやあ、ドキッとしました。当然です。当然。。。
デメリット3.複数の同時応募ができない
そして、デメリット1と2をを相加相乗的にやっかいにするのが、この複数の同時応募ができないことです。
希望したいコースに複数応募して、多少遠くなってもどこかで受けられればよいとも考えていました。しかし現実はそうはいかず、原則1つ職業訓練にエントリーすると、その合否結果が解るまでは他のコースにエントリーすることができません。運が悪いと空白の期間をダラダラと過ごすことになってしまいます。
エントリー期限と結果通知日を鑑みながら、あえて人気のコースや近場の訓練所を避けるなど、戦略的な立ち回りが必要となりそうです。国立大学の入試を思い出しました。。このルールは本当にやっかいです。同じようなコースであれば複数の訓練校を受けさせて欲しいです。
海外移住を見据えたおすすめ職業訓練
40代専門スキルのないおっさんが考える、海外移住を見据えたおすすめの職業訓練を考察しました。
ご興味ある方はこちらからご確認ください。
https://imalu-blog.com/skill-up/vocational-training-2/
まとめ
以上、職業訓練を受講するメリット・デメリットをまとめてました。
自分の希望するコースが、都合のよいタイミングで受けられないではないか?という点で非常に不安を感じていますが、それに対するメリットがとてつもなく大きいので、私は積極的に受講を狙っていきたいと思ます。
実際にハローワークに相談に行ってきました!後日レポートさせていただきます。
それでは、また。生きてるだけで丸儲け!
いまる
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